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この週末は久しぶりに馴染みのバーへ。
カクテルを三杯ひっかけて、長い時間居座った。
で、カクテルなのだけど、
自分はカクテルの名前での注文はあまりしたことがない。
そもそも、居酒屋かどっかの安いカクテルは
飲む気すらおこらない。
香も、味も、組み合わせのシンフォニーも感じられないからだ。
カクテルにはもちろん有名どころもいろいろあるが、
その数は結局組み合わせ次第で無限にあるし、
作り手のウデによって、おいしさは天と地ほど違う。
まあ、どうせなら、毎回いろんなものを飲んでみたいし、
自分のその時の気分とイメージをオーダーして、
バーテンさんに豊かな一杯を作ってほしいとおもっている。
バーテンさんが何をつくるかは、
その人のセンスとその時に準備してある手持ちの材料次第だし、
何が出てくるかは、結局、出てくるまでわからない。
でも、その駆け引きがおもしろいのだ。
自分の想像力とそれを伝える力が、十分であれば、
バーテンさんの創造意欲を掻き立てるに違いない。
さて、今回自分がオーダーしたお題は
1、夏らしいカクテル (←ひねりが足りなかったと反省)
2、ブドウ系で、「秋の収穫」的なカクテル
3、南の島のおさるさん
の三つだ。
特に最後の奴には、「おさるさんは、少しいやらしい感じで」と、注文をつけておいた。
マスターはいろいろ考えをめぐらせている様子だったが
素晴らしいものを、飲ませてくださった。
一応、種明かしも書いておくと、、、
1は、ラムネやミントの香のする、さわやかなカクテルだった。
ペンギンマークの「クールパワー」(HETDY Cool Power ICE-MINT)を使っていた。
2では、フランスの赤ワイン(フランスで2012年金メダル受賞らしい)がベース。
カベルネ・ソービニヨンを使っているらしい。ボトルはボルドー系だった。
メルローみたいな、柔らくて飲みやすい赤で、イチゴとブルーベリーの香りが
とても素晴らしかった。
3では、ココナッツリキュールと、「X-RATED」、そこに牛乳もはいっていた。
とても豊かで、重なりのある香と味だった。
(「X-RATED」・・・ウオツカをベースに、マンゴー、パッションフルーツ、
ブラッドオレンジの果汁を加えたリキュールらしい。)
マスター曰く、このリキュールは、アメリカでは「18禁」な感じの名前なのだとか。
とまあ、今回も楽しいカクテルを飲ませてもらった。
マスターいつもありがとう。また、楽しい一夜をもらいました。
Riesling(リースリング)
Silvanar(シルヴァーナー)
Mu"ller-Thurgau(ミュラー・トゥルガウ)
Kerner(ケルナー)
とまあ、大雑把にこれくらいかな。
それぞれの味は、何度か試してみればわかるかも。
とは言っても、ミュラー・トゥルガウはよく他の品種と一緒に入ってて、
ミュラー・トゥルガウだけのワインってのは、まだ試した事ない。
まあ、あるのはあるんだろうけど・・・
まあ、リースリングやシルヴァーナーは基本やし、
もぐら的にも超おすすめで、是非是非覚えておくといい。
で、各品種の特徴を、本より引用
リースリング
・・・ドイツで最も有名な品種。
すばらしい芳香と、深みのある繊細なワインができる。花や果物の香り。
甘味と酸味のバランスがとれたワイン。上品でフルーティ。
シルヴァーナー
・・・マスカットに似た香り。ほのかにメロンのような芳醇な香り。さわやかですっきりとしていて
柔らかく、フレッシュな白ワインになる。
ミュラー・トゥルガウ
・・・ドイツで最も多く栽培されている品種。スイスのトゥルガウ地方のミュラー教授が交配。
リースリングとシルヴァーナーの交配と言われていたが、現在は、リースリングと、
グートエーデルの交配の説が有力。
やさしく飲みやすい口あたり。マスカットのような香りの早飲みタイプのワインになる。
ケルナー
・・・リースリングと黒ブドウのトロリンガーを交配したブドウ。ほのかにマスカットの香りがして
心地よい口あたり。風味はやわらかで、はっきりとした個性はあまりでない。
ゼクト(発泡性ワイン)にもなる。
あと、ゼクト(ドイツのスパークリングね)の品種としては
エルプリングという昔からの品種があるらしい。
これはローマ時代からあって、北ドイツでつくられているのだとか。
ゼクトは2回くらいしか飲んだこと無いから、味覚えてないや。
ともあれ、ドイツの白は、フルーティで飲みやすくて覚えやすい。
是非おためしあれ。
おいしい甘口の白ワインと言えば、
貴腐ワインや、ドイツのアイスワインが有名だ。
ちなみに、
貴腐ワイン三大生産地は、
フランスのソーテルヌ地区・・・シャトー・ディケムが超有名
ドイツ・・・・トロッケンベーレンアウスレーゼ
ハンガリーのトカイ地方・・・トカイ・アスー・エッセンシア
である。
まあ、三大貴腐ワインなんて一本1万円以上するし、
なかなか手がでんよなあ。
とりあえず、昔、会社で飲んだシャトーディケムはすごく美味しかった~。
で、今日は、ドイツワインのお話。
ドイツのワイン作りでは、白ワインが7割を占めていて、もともと甘口が主流だった。
今では、辛口も増えてきて、割合は半々だそうな。
ドイツワインの特徴は、アルコール度数が低めで、飲みやすいこと。
それと、最上級ワインの格付けが、甘さを基準にしていて、糖度が分かりやすい。
一応、下から行こう。
Deutscher Tafelwein・・・テーブルワイン
Deutscher Landwein・・・地酒
Qualita"tswein bestimmter Anbaugebiete(Q.b.A)・・・上級ワイン
Qualita"tswein mit Pra"dikat(Q.m.P)・・・最上級ワイン
覚えられんって?
うん、ドイツ語できんと、むりやなあ。・・・ドイツ語やろうかなあ。。。
とりあえず、Tafelがテーブルで、weinがワインか、とか解読したら、なんとか読めると思う。
で、最上級ワインは糖度により6段階に格付けされている。
甘くないもの→極甘口
Kabinett(カビネット)・・・さわやかで軽い
Spa"tlese(シュペートレーゼ)・・・収穫時期が通常より遅めのもの。甘口とは限らない。
Auslese(アウスレーゼ)・・・しっかり熟したブドウを使用。甘口とは限らない。
Eiswein(アイスヴァイン)・・・凍結したブドウで作られるアイスワイン
Beeren auslese(ベーレン アウスレーゼ)・・・貴腐ブドウなどで作られる甘口ワイン
Trocken beeren auslese(トロッケン ベーレン アウスレーゼ) ・・・貴腐ブドウでつくられる貴腐ワイン
とまあ、こんな感じかな。
まあ、ベーレンアウスレーゼでも、日本で2~3000円くらい出せば手に入るし、
一度試してみるとよいかも。
ちなみに、スペインの物価では、ワインに一本10ユーロ(1500円くらい?)も出したら
いいワインだね、っていわれる。(大型スーパーとか量販店で。)
まあ、実際、スペインで買うと、
5ユーロくらいのテーブルワインでも十分美味しいんだよねえ。
フランスワインは高いイメージあるけど、
ドイツはどうやろう。
ドイツは野宿したことしかないから、ようわからんなあ。
まあいいや。次回は、ブドウの品種のお話でもしよう。
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もぐらは動物と植物と環境の友情を考えています。
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