生きている、ということ

今まで生きてきた中で、いろんな場所でたくさんの人に出会った。

すごく大好きな人もいっぱいいた。
老若男女関係なく。

でも、たくさんの人との別れもあった。
多くは、お年を召されて、先に亡くなって行かれたのだけど、、、
同年代の友達でも、亡くなった人はいる。

震災以降、「つながり」と人はいうけれど、
つながり、って、もうちょっとイメージの違うものなのかもしれない。

人は、時間の経過や、距離が離れたり、その他いろんな理由で、
会わなくなったり、連絡できなくなったりする。

一定の期間、交流があり、いろんな影響をお互いに与え合って、、、
でも、時がきたら、離れなくちゃいけない日がやって来る。

その日は必ず来る。

死が来ない生はないように、
別れのない出会いもない。

この物質世界では、いつか、みんな分かれることになる。。

でも、なんか、その別れは、すごく大事なことな気がするんだ。
出会いと同じくらい。

いつも一緒にいようね！って世の中の女の子達は言うのだろうけど、

そう言わなくても、無意識の想い、というか想念？が、、
自分とかかわる相手とは、つながってる気がする。

ほんとは別れたって、相手が亡くなったって、嫌いになったって、
見えない糸は、つながってるんじゃないかな・・・。

最近、よく夢を見る。

もう亡くなったんだけど、自分が大切に思ってる人たちとか、
もうあんまり会わなくなった友達とか、別れた人とか、
みんな、いろいろ大事なメッセージを自分に届けてくれたんだな、
って思う。

そして、その一人一人が、これからも、自分の大切な人達で、
見えない世界で自分を支えてくれている存在なんだと思う。


つながりってさ、たぶん切っても切れないんだよ。

ってかさ、、、死んだら、そのつながりは、見えるのかもね。

それでね、見えないつながりの上に、
「出会い」と「別れ」っていう節目があるらしいんだ。

もしかしたら、それは、とっても神聖な儀式なのかもしれない。