溜め込むこ と とモノの寿命

もぐらは、結構、モノを溜め込む習性がある。
いい物はしまいこんで、ふだんは安いものを使ってたり。

まあ、最近は、買ったらすぐに封をあけて使い始めるようには
なってるんだけど・・・

実は最近、昔の靴を２足ひっぱりだした。
ひとつは１０年前のランニングシューズ。

底に肉球てきなものがついていて、足へのショックを和らげてくれる。
１万以上はしたかも。

ところが、走ってみたら、とつぜん、底のゴムがべろべろ外れた。
おおーい、まじっすか。。たった数十分で・・・

しかも、ニクキュウは、両足ともすでに付いてなかった・・・

結局何回はいたんだろう。
２０回も履いてないかも。。。

まあ、結局スニーカーにつかえる接着剤を買ってきて、
ゴムは今日くっつけた。

やれやれ。こいつはもうちょっとだけ履きたい。
すごく気に入ってて、軽くて、通気性よくて、足への衝撃が少ない靴なんだ。

で、接着剤が完全に乾くのにやく２４時間らしい。


それで、今日は天気がよかったし、違う靴を履いて、散歩してみた。

違う靴は、ひっぱりだしてきたバスケットシューズだ。

昔、中学か高校の時に買ったけど、一度もはかないままお蔵入りしてた靴。
今後バスケをする事はないだろうし、
せっかくなので、足への負担も少なそうなので、出して履いてみた。

で、歩くこと２０分。

またもや、底のゴムがべろんべろん。

おおおおおーーーい。まじかよ。

しかも今度は、ゴムがはげたと言うよりは、
ゴムと靴の間の分厚いアスベストみたいな、樹脂？がぼろぼろに
くずれさってた。両足とも。

たぶん、ショック吸収してくれるような樹脂だったんだろう。

これは絶対直せない。
もう、ぼろぼろにくずれさって、靴の底が粉になってる状態

まあ、高い靴ではなかったけどね。


でも、
痛切に思った。

ものには、必ず寿命がある。
時間がたてば、例え、一度も使わなくても寿命はくる。

物体は、この世界に永遠に同じ形をとどめることは無い。

いくら大切に使わずに取っておいても、
賞味期限的なものは、どんどん過ぎていき、

形を新品のようにとどめているように見えても、
実際は、食品が腐ってるのと同じで、
中身はすでにその寿命を終えている。

つまり、モノは、使わずに取っておくことなんて、できない。

人も、物も、あらゆる物質は、
時間とともに、その一生を終える。

なら、やっぱり好きなものからどんどん使わないといけないんだ。

気に入ったものを使わないクセは、もうやめにしないとね。
他のものも、いろいろ出してきて、どんどん使おうっと。