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最近、意外な知り合いが亡くなった。

まあ、関係が深いというほどではなかったけど、
ここ2年ほど、いろいろと付き合いがあった人だった。

年はまだ、40代くらいかな・・・。
若い、といえば、まだ若い。

しかし、人の生死は、本当にわからないものだと思う。

その人が倒れた日の30分ほど前には、
自分と普通に会って話をしていたのだから。

それが、翌日、倒れたと連絡を受けたときには、
自分はそこから遠く離れた奈良市内の駅にいた。

それで、命に別状はないというメールが来たのは
その次の日の夜で、場所は高野山奥の院。

一人でぼっーとたくさんのろうそくの火を眺めていた夜だった。

でも、その2日後の昼には、昨夜亡くなった、とメールが来た。
メールを受け取った時にいた場所は自分の家。

なんだか、場所と時間がぐるぐるぐるぐる、めまぐるしく動いていた。

その間に、ニュースは北朝鮮のミサイルの話題で一色だったのに、
和歌山からの帰りに京都によったときには、
どうも、祇園あたりで、何人もの人が亡くなる事件が起きていたらしい。

その時、自分は、七条河原町から曲がって烏丸通りを北上し、四条にいたし、
四条から、二条に寄って、また五条へ戻って、五条通から山科にぬけて、家路につく。
ってな具合に、現場のかなり近くにいたのに事件のことは何も知らずにいた。

そもそも今回、京都によったのは、ある知り合いに会うためだったのだけど、
その、自分にとっては実の祖父のようなじいちゃんは、もうすぐ100歳も近いのに、
まだまだ健在の様子だ。

そのじいちゃんは、今まで何度か死にそうになったこともあるし、
何十年も前から死ぬ準備してて、とっくにお墓まで自分で用意している・・・。

今回のタイミングは、冥王星がちょっと向きを変えたタイミングだったけど、
たくさんの死が、自分のすぐ真横を走りぬけていった気がする。

でも、なぜだかそのことに自分は気づかなかった。

知り合いが亡くなったことも、かなりびっくりした反面、
なんだか実感がわかない。

悲しいとか、さみしいとかそういうのじゃなくて、
死ぬってことは、多分、そんな特別なことでもないのかもしれない、
って、感じている。

死にたいか、といわれれば、死にたくないし、
大切な人が亡くなれば、もちろん悲しいだろう。

でも、それ以上にどっかで、人間ってか、生き物の命って、はかないな、
って思ってしまう。

儚い・・・。

夢みたいなもん。
漢字は本当によくできている。

この儚い時間を生きて、いろいろな人とであって、
役目を終えたら、ある日、この世とさよならして・・・

でも、また、何かに生まれ変わってそれを繰り返していく。

いつも何か大切なものを見つけて守ることになるだろうし、
そして、ある日それを失うことにもなる。

愛別離苦とか、求不得苦とか、四苦八苦とは上手く言ったもんだ。

「生老病死」、生まれ、老い、病気になり、死ぬ。

輪廻やカルマの苦しみが、やっと実感としてわかるようになったけど、
その解決法は、見えない。

なんの為に生きるのかを見つけなきゃ。
死はいつも、「生きる」ことに関する最高の先生なのだから。
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昼寝、たまに音楽
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管理人はもぐらです。
もぐらは動物と植物と環境の友情を考えています。

別に環境保護にも、動物愛護にも興味はありませんが、人間中心の発想にも興味はありません。

もぐらの一生は、自分の仕事をまっとうすること。
そして自分の心より宝物を発掘すること。

この世界は完璧でないがゆえに美しいのだ、
そう思って生きています。
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